サラリーマンの黙示録

一介の30代サラリーマンが日常を綴っています。30代以前の方には、これから人生に起こりうるあれやこれやへの一例として。諸先輩の方々には、何かしらアドバイスを頂けると幸甚です。

2021年5月

5月病という言葉があるくらい、バイオリズム的に気分が乘らない5月が終了した。

7月にあると言われている転勤の話も結局5月には何の辞令もでなかった。
こちらから催促することでも無いので、受け身にならざるを得ない。
仕事の気持ちも勿論入りにくい。そういった問題のせいかストレスもたまり気味。
先月も取引先の仲が良かった方にもイライラしてしまったし、今月は後輩に対してイライラしていた。

感情的になる方ではないので、辛うじて怒鳴り散らしたりと恥ずかしいことはせずに、セーブはできた。
自分もあまり年長者を敬って、礼節を重んじるタイプではなかったが、ある程度後輩ができると、当時の自分の振る舞いを鑑みて、反省する部分がでてくる。
挨拶やあまり舐めた言動を控えるなど、相手に対しての1対1の関係だけでなく、
周りから見てその光景がどう見えるか。

礼節を重んじずに学生のような振る舞いをしていると、結局自分の評判に跳ね返ってくる。
今まで礼儀は、相手の心証の為にあるものだと思っていたが、周りからみた自分の評判の為になされるものなのだ。
そしてそういった作法ができていないと、相対的に自分の価値が下がってしまう。
組織人の場合、もちろん仕事の成果・数字など絶対的な一面もあるが、周りからの評判なども大切だ。

昨今、周りの目を気にせず、自分のやりたいことをやる。それが、良い生き方だ。と方々で成功者が喧伝しているが、
一介のサラリーマンが、言葉通り受け取り、若いうちに仕事を選んだり、周囲への配慮が足りない様を露呈しまくると、

余程突き抜けない限りは、扱いにくいイタイ奴。

ということで、組織の中で腐るか、ハレーションが起こらない部署に移すしか無くなるのだろう。
そこまで割り切り、結果が出せれば言うことは無いが、集団意識・相対性の中に身を置いていることは忘れてはいけないと思った。
まだまだ長い人生。もちろん色々重んじると動きくいこともあるが、小さいところでポイントを稼いでいくという意識で、人生の中で嫌な思いをすることを減らしていきたい。