サラリーマンの黙示録

一介の30代サラリーマンが日常を綴っています。30代以前の方には、これから人生に起こりうるあれやこれやへの一例として。諸先輩の方々には、何かしらアドバイスを頂けると幸甚です。

30歳:天才になれなかったすべての人へ

初めに

はじめまして under_mantis です。「まだ若いんですね。」と言われながら、遂に20代を終え30歳に。「若さ」が武器であり言い訳にもなっていた20代。横柄な物言いやパワープレーが「若さ」で許されていたと自覚がある。ただ一つ歳をとるだけだが、19歳から20歳になった時とは心境が異なる。自由を得た気がした20歳。30歳はそれなりに責任を伴うことが多いと予見している。また、確実に死も近づいてきている。40歳を迎えた友人にそんなことを話すと「30歳でやっと成人するみたいなもんや。」とも言っていた。

最近、こんなキャッチに出会った。

~天才になれなかったすべての人へ~ *左ききのエレン

将棋界では藤井聡太棋士(17歳)が棋聖戦に挑んでいる。比べる自体おこがましいが、私が学生時代に思い描いたスターにはなれず「疲れたサラリーマン像」を歩んでしまっていることは間違いない。もし、このブログが「就活生」の目に留まったら、後悔とも成功ともいえぬ漠然として思いを持つサラリーマンがいることを覚えていて欲しい。

 

大学生活(就職活動期)

就職活動時期は、例の如く他の学生と同じように自己分析を行った。それなりに時間をかけ、書物を読み漁ったが、結局「本当に自分がやりたいこと」は見つからなかった。器用な性格なのか、向き合うことに逃げたのかわからないが、アプローチとして「やりたくないこと」を考えた。どういう理由か、やりたくないことは「身内や友人に営業をかけるような仕事」だけだった。漠然としたまま、今の職につき7年目。就職活動時の選択肢だと何度繰り返しても今の会社を選んでいただろう。

 

社会人生活

何が正解か分からない市況の中それなりに実績を重ねてきた。器用貧乏の正確か大きなミスもせずにやってこれた。しかし今ひとつ突き抜けられていない。というのが、今の自分の評価と認識している。言い訳がましいが、突き抜けて得られる利益と失うリスクを天秤に掛ける前に、今ある既存案件が常に危機的状況になっている。新しいサービス等の武器はない。ベアナックルで継続交渉をし続け、多少ストレスで胃袋を傷つけながら、お願いベースでどうにか継続している。副産物として新しい取り組みは発生しているが、求められていることは「新しいコト」は着手できない。そのような社会人生活が続き、たまにストレスフリーな部署や職への異動や転職を考える。良くも悪くも、マンネリ化している。

 

このブログに書き留めること

都度立ち止まって将来や未来を考えてきたが、30代になるとそれは将来や未来ではなく、現実として向き合う必要を感じた。漫然と過ごしてきた30年間。あっという間だった。これから先あっという間に、40・50代になると考えると、言語化できない自信や不安等を書き起こすことで、日常の価値を上げられるかな。と考えた。日々の良かったことや反省点、心向き等を残していこうと考えている。

 

以上。

 

under_mantis